2011年11月4日金曜日

2011年レポ 改訂・法学(憲法を含む)

2011年10月入学です。早速レポートの課題提出に取りかかりたいと思います。

今回の課題の出題内容は下記の通りです。

1.「公法・私法」という法文類をもとに「社会法」の内容をまとめなさい。
2.法と道徳の関係について具体例を示しながら説明しなさい。

1のポイントとしては先ず公法と私法の区分をしっかりと抑えた上で、社会法とは何ぞや?ということをまとめて行けば良いのかなと思っています。また、公法と私法の「区分」については色々と学説があるそうです。しかし、テキストでは法律関係説が現代の区分方法として適切だと書いてあります。ただ、テキスト文中にこうあります。

国家法の立場からすれば、公法といい、私法といい、いずれも法としては実質的に異なるものではない。

そのあとに続いてこうも書いてあります。

すなわちそれは、論理的・先験的区分ではなく、技術的・制度的区分であるといわなければならない。

つまるところ、公法と私法は同じもだが、敢えて区分するならば技術的、制度的な部分で公法と私法の区分は行わなければならない。ってことか。じゃぁ技術的、制度的区分って具体的に何よ?っていうのを参考文献漁って調べてまとめて、それを基に社会学をまとめるとしよう。

2が難しい。法と道徳の関係っていっても幅が広すぎる・・・orz
最近では中国の幼児ひき逃げが具体例の中でも当てはまるかもしれない。道徳での「殺すなかれ」の教えには、根底で人を敬愛しろっていうのがあるんだと思う。でも、殺せば1,500ドル、殺さなければ1,500ドルの10倍以上の罰金の支払い。っていう中国の法律は道徳と法の関係性、若しくは元来人間が持っていなければならない道徳的「命の大切さ」を法律によって無視している。まさに「悪法も法なり」という言葉がぴったりな事件だと思う。ここでの論点でズレてはいけないのが、法律も道徳や習俗によって否定されることもあって当然で、そんな時にはちゃんと考えて、より良い法律に変えて行かなければならない相互関係を持っているということなんだと思う。

今回の課題はかなり自分にとっても法学と道徳というものを考えさせられたものでした。
上手くレポートをまとめて、提出したいと思います。

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